ご挨拶
公益社団法人日本都市計画学会九州支部を拝命しました内田でございます。歴史ある九州支部の運営を担うこととなり、大変光栄に存じますとともに、その責任の重さを感じています。 日本都市計画学会は、都市計画に関する学術の進歩普及と都市計画の進展、及び都市計画に係る専門家の資質向上を図り、学術・文化・社会の発展に寄与することを目的として設立された学会です。九州支部は、1992年5月に設立され、九州・沖縄8県に所属する個人会員(正会員、名誉会員、学生会員)277名、賛助会員13団体(2026年6月時点)で構成されております。 九州・沖縄地域は、福岡都市圏をはじめとする成長する都市、特色ある地方都市、豊かな自然に囲まれた中山間地域や離島など、多様な地域で構成されています。また、火山や豪雨、地震など自然災害と向き合いながら、安全・安心な地域づくりを進めてきた経験を有するとともに、アジアに近接した地理的特性を生かした国際交流や広域連携など、他地域にはない特色を持っています。こうした多様性は、都市計画を学び、実践する上で大きな財産です。人口減少や少子高齢化、脱炭素社会への対応、デジタル技術の進展、インフラの老朽化など、地域が抱える課題は複雑化していますが、それぞれの地域が持つ個性や強みを生かしながら持続可能なまちづくりを進めることが、これまで以上に求められています。 九州支部には、大学、行政、民間企業など、多様な立場の会員が集い、それぞれの専門性や経験を持ち寄りながら議論できる環境があります。この強みを生かし、学術研究と実務の交流をさらに深めるとともに、研究成果の社会実装や地域課題の解決につながる活動を積極的に推進してまいります。また、若手研究者・技術者・学生が積極的に参加し、新たな視点や発想が生まれる支部活動を目指すとともに、九州・沖縄各地の会員相互の交流を一層充実させ、地域を越えたネットワークづくりにも力を注いでまいります。 会員の皆様とともに、九州支部ならではの特色を生かした活動を展開し、地域社会の持続的な発展に貢献してまいりたいと考えております。今後とも、皆様のご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 2026年6月 |