公益社団法人日本都市計画学会 九州支部

九州まちづくり賞

■2022年度 第9回九州まちづくり賞授与式
令和4年度 第9回「九州まちづくり賞」授賞式
日時:令和5年4月15日(土)13:45~14:00
会場:九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)
九州内から1件のご応募をいただき、次の1件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。

「熊本市 桜町・花畑周辺地区の官民連携まちづくり」

「熊本市 桜町・花畑周辺地区の官民連携まちづくり」「桜町・花畑周辺地区」は、隣接する「通町地区」と一体となり、商業・業務機能が集積する熊本市中心市街との中心拠点であり、当該地区で構想されている拠点整備プロジェクト等の推進により、まちの魅力の創出、安全性や回遊性の向上の実現が期待されていた。
熊本市では、構想段階から官民連携のまちづくりの実践を標榜し、2011年に「桜町・花畑地区まちづくりマネジメント構想検討委員会」を発足して以降、多様なステークホルダーによる検討を重ねてきた。加えて、延べ8,000人以上の市民から意見聴取を行うなど、市民参加の機会を創出するとともに、工事期間中のイベントを通じた賑わい創出や組織・人材の育成の取組みを実践してきた。2016年には熊本地震の経験を踏まえ、災害時に発生が予想される帰宅困難者の支援を目的とした防災計画も策定された。

2019年に桜町再開発施設の開業、2021年の花畑広場の全面供用が実現し、全国都市緑化くまもとフェア「くまもと花博」の会場の一部として活用されるなど、都心に大きな賑わいがもたらされている。
このように、本プロジェクトは、熊本市中心市街地地区で展開された民間施行による市街地再開発事業と公共空間整備に関して、構想段階から学識者、地権者、経済団体等により構成される組織で熱心に検討されるとともに、イベントへの参加等を通じて多くの市民が参画する官民連携のまちづくりが展開されている。また、都市機能の向上に資する取組みにとどまらず、統一感のある街並み景観の創造や、管理・運営に携わる組織や人材の育成にも取り組まれている。
さらに、10年前の段階では全国的にも例のない広幅員道路の廃止とシンボルプロムナード(歩行者空間)への転換を計画・実現するなど、先進的な賑わいのあるウォーカブルな空間の創出にも取り組まれている。以上のような、長きに渡る官民連携の実践や先進的な道路空間創出の成果は高く評価でき、九州まちづくり賞に採択するものである。



賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象
授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯
平成26年4月5日より施行

 

■2022年度 第9回九州まちづくり賞募集
日本都市計画学会九州支部
会員各位

九州支部事務局より、「2022年度第9回九州まちづくり賞募集」のお知らせです。
まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に貢献したすぐれた成果または実績を幅広く募集しますので、奮ってのご応募をお待ちしております。

『2022年度 第8回九州まちづくり賞の募集』

公益社団法人日本都市計画学会九州支部では、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を対象に、九州まちづくり賞の候補を幅広く募集しています(自薦他薦を問いません)。

【賞の趣旨】
近年、地域の持続的まちづくりを目指した活動や試みが盛んに行われており、九州まちづくり賞は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業およびまちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものを対象としています。
都市計画制度・事業、都市デザイン、参画と協働、環境、景観、自然・みどり、異文化共生、都市再生、中心市街地活性化、都市農村交流、都市の安全・防災、まちづくり学習、交通・移送システム、居住・福祉、観光など、幅広い活動からのご応募をお待ちしております。 

【応募・推薦の対象】
応募は、公益社団法人日本都市計画学会九州支部に所属する個人会員または賛助会員(応募時に会員申し込みも可とします)が直接関与したもの、もしくは推薦するもので、2020年1月1日から2022年12月31日までの成果または実績を対象とします。
※以前から継続されているまちづくり活動などで、この期間内に実施されているものも対象となります。

【応募方法】
■募集案内(PDF
■応募用紙(PDFWord
■規則・運営要項(PDF
■応募期間:2022年10月1日~11月30日(必着)
■提出先:
公益社団法人日本都市計画学会九州支部 事務局
〒860-8555 熊本市中央区黒髪2-39-1
熊本大学黒髪南C2(工学部1号館)417号室
地域・交通デザイン研究室内(担当:吉城)
E-mail : cpij.kyushu@gmail.com
■提出方法:
原則として電子メールで提出して下さい。
添付資料は電子メール又は郵送でお願いします。提出資料は返却しません。
■応募に関する問い合わせ:E-mail : t.uchida@fukuyamaconsul.co.jp

【表彰】
2023年度公益社団法人日本都市計画学会九州支部総会にて表彰を行います。

 

■2021年度 第8回九州まちづくり賞授与式
令和3年度 第8回「九州まちづくり賞」授賞式
日時:令和4年4月9日(土)13:45~14:00
会場:九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)
九州内から1件のご応募をいただき、次の1件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。

「地域の“わくわく”をつなぐ「さとづくり」
~郊外ニュータウン「宗像・日の里団地」における団地再生プロジェクト~」

約50年前に日本住宅公団(現 UR 都市機構)が開発した日の里団地は、建物の老朽化や住民の高齢化、空き家の増加が課題となっていた。そこで、2019年、UR都市機構は日の里団地において多様な世代が交流し、地域の拠点となるような魅力的なまちづくりを行う事業者を募集し、2020年に約1.8 万㎡の土地と一部の既存住棟を残した形で「福岡県宗像市日の里団地共同企業体」に譲渡した。
官民が連携して日の里地区の持続的なまちづくりを推進するため、宗像市、UR 都市機構、共同企業体等とで連携協定を締結し、まちづくり活動の成長・発展に向けて協議を続けてきた。日の里の歴史を受け継ぎながら、次の50 年につなげるプロジェクトが「さとづくり48(よんじゅうはち)」である。
人口減少が進む郊外団地での、既存住棟の活用と、里山を中心とした戸建住宅開発を組み合わせた新しい団地再生プロジェクトで、周辺住民の愛着や人のつながりを残しつつ、若い世代の流入を実現している。本プロジェクトが目指すのは、誰かにつくってもらう「まちづくり」ではなく、その地域で暮らす人たちが中心となって生み出す「さとづくり」である。

その拠点となるのは、既存の48 号棟を改修した生活利便施設「ひのさと48(よんじゅうはち)」である。ここでは、ビール醸造所やDIY 工房、カフェ、キッチンを使用できる交流スペース等、地域に開かれたコミュニティスペースを展開している。
その他にも、総合学習の一環として子どもたちがやりたいことを提案し、大人たちがそれを形にする取り組みにより実現したクライミングウォール(48号棟の壁面)や看護師、保健師等医療の資格を持った方々が、病棟ではなく地域の中で住民の心と体の健康を支えるための活動を行うコミュニティナースなどの活動がなされている。このように、本プロジェクトは国内の多くの団地が抱える建物の老朽化、住民の高齢化、空き家の解消といった社会課題に対し、リノベーションした集合住宅の低層部を活用した地域とのつながりづくりという、新たなアプローチで課題解決に取り組んでいる点が高く評価でき、九州まちづくり賞に採択するものである。



賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象
授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯
平成26年4月5日より施行

 

 

■2021年度 第8回九州まちづくり賞募集
日本都市計画学会九州支部
会員各位

九州支部事務局より、「2021年度第8回九州まちづくり賞募集」のお知らせです。
まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に貢献したすぐれた成果または実績を幅広く募集しますので、奮ってのご応募をお待ちしております。

『2021年度 第8回九州まちづくり賞の募集』

公益社団法人日本都市計画学会九州支部では、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を対象に、九州まちづくり賞の候補を幅広く募集しています(自薦他薦を問いません)。

【賞の趣旨】
近年、地域の持続的まちづくりを目指した活動や試みが盛んに行われており、九州まちづくり賞は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業およびまちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものを対象としています。
都市計画制度・事業、都市デザイン、参画と協働、環境、景観、自然・みどり、異文化共生、都市再生、中心市街地活性化、都市農村交流、都市の安全・防災、まちづくり学習、交通・移送システム、居住・福祉、観光など、幅広い活動からのご応募をお待ちしております。 

【応募・推薦の対象】
応募は、公益社団法人日本都市計画学会九州支部に所属する個人会員または賛助会員(応募時に会員申し込みも可とします)が直接関与したもの、もしくは推薦するもので、2019年1月1日から2021年12月31日までの成果または実績を対象とします。
※以前から継続されているまちづくり活動などで、この期間内に実施されているものも対象となります。

【応募方法】
■募集案内(PDF
■応募用紙(PDFWord
■規則・運営要項(PDF
■応募期間:2021年11月1日~11月30日(必着)
■提出先:
公益社団法人日本都市計画学会九州支部 事務局
〒819-0395?福岡市西区元岡744
九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門(箕浦)
E-mail : cpij.kyushu@gmail.com
■提出方法:
原則として電子メールで提出して下さい。
添付資料は電子メール又は郵送でお願いします。提出資料は返却しません。
■応募に関する問い合わせ:E-mail : uchida@kitakyu-u.ac.jp

【表彰】
2022年度公益社団法人日本都市計画学会九州支部総会にて表彰を行います。

 

 

■2020年度 第7回九州まちづくり賞授与式
令和2年度 第7回「九州まちづくり賞」授賞式
日時:令和3年4月10日(土)13:45~14:00
会場:オンライン 九州内から1件のご応募をいただき、次の1件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。

「大分市 祝祭の広場」
同広場は2011年に閉店した大分PARCOの跡地を2017 年に大分市が土地を取得し,磯崎新氏を総合アドバイザーに迎えた選考委員会を通じた公募型プロポーザルによって「広場」とすることが決定された.その後,建築家ヨコミゾマコト氏をはじめとする共同提案体の下,市民に開かれた議論を重ね,幅広い属性の人々が利用する「広場」として整備された.同広場は,

①JR大分駅前の一等地でありながら高度利用ではなく公共性の高い広場として整備した点,
②自由な発想による整備や市民の利活用を実現するために「公園」ではなく「広場」とした点,
③整備プロセスにおいて徹底的な市民公開と様々な形での市民参加を促進した点,
④市民の挑戦を象徴する空間である点,以上の4点が特徴的である.
整備後も管理運営に関する検討会議を設置し,効果的な利用促進を図っている.中心市街地の一丁目一番地でありながら,これまで民間だけでは利用が進まなかった土地を放置しておくのではなく,公共投資により周辺の歩行者通行量を増加させ,周辺の建設投資を喚起し,中心市街地に新しい価値を挿入した点が高く評価できる.以上の点から九州まちづくり賞に採択するものである.

賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象

授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯
平成26年4月5日より施行

 

 

2020年度 第7回九州まちづくり賞募集
日本都市計画学会九州支部
会員各位

九州支部事務局より、「2020年度第7回九州まちづくり賞募集」のお知らせです。
まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に貢献したすぐれた成果または実績を幅広く募集しますので、奮ってのご応募をお待ちしております。

『2020年度 第7回九州まちづくり賞の募集』
公益社団法人日本都市計画学会九州支部では、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を対象に、九州まちづくり賞の候補を幅広く募集しています(自薦他薦を問いません)。

【賞の趣旨】
近年、地域の持続的まちづくりを目指した活動や試みが盛んに行われており、九州まちづくり賞は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業およびまちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものを対象としています。

都市計画制度・事業、都市デザイン、参画と協働、環境、景観、自然・みどり、異文化共生、都市再生、中心市街地活性化、都市農村交流、都市の安全・防災、まちづくり学習、交通・移送システム、居住・福祉、観光など、幅広い活動からのご応募をお待ちしております。 

【応募・推薦の対象】
応募は、公益社団法人日本都市計画学会九州支部に所属する個人会員または賛助会員(応募時に会員申し込みも可とします)が直接関与したもの、もしくは推薦するもので、2018年1月1日から2020年12月31日までの成果または実績を対象とします。
※以前から継続されているまちづくり活動などで、この期間内に実施されているものも対象となります。


【応募方法】
■募集案内(PDF
■応募用紙(PDFWord
■規則・運営要項(PDF
■応募期間:2020年10月1日〜11月30日(必着)
■提出先:
公益社団法人日本都市計画学会九州支部 事務局
〒819-0395  福岡市西区元岡744
九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門(箕浦)
E-mail : cpij.kyushu@gmail.com
■提出方法:
原則として電子メールで提出して下さい。
添付資料は電子メール又は郵送でお願いします。提出資料は返却しません。
■応募に関する問い合わせ:E-mail : uchida@kitakyu-u.ac.jp

【表彰】

2021年度公益社団法人日本都市計画学会九州支部総会にて表彰を行います。

 

 

■2019年度 第6回九州まちづくり賞授与式
令和元年度 第6回「九州まちづくり賞」授賞式
九州内から4件のご応募をいただき、次の2件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。
※新型コロナウィルス感染症の流行により授賞式は行わず、郵送により授与されました。

「KEYAKI TERRACE YAHATA (ケヤキ テラス ヤハタ) 」
近年、全国で市街地再開発事業後のビルマネジメント会社や施設の破たんなどが散見され、事業後の持続性は大きな課題となっている。また、縮退する地方都市において地域を持続的に維持していくため、地域資源の見直しや持続可能なまちづくり活動が必要とされている。
その中で、再開発事業が単に建物の更新に終わらず、地域の人々や近隣施設などとの連携・協働をはかり、地域に活かされる施設として、地域と共に生きて行くことを目指すために、八幡駅前開発株式会社が主体となって、「KEYAKI TERRACE YAHATA (ケヤキ テラス ヤハタ) 」という組織を立ち上げ、鹿児島本線JR八幡駅前市街地再開発事業及び周辺地区を対象としたまちづくり活動を取り組んできた。
市街地再開発事業本来の役割を果たすと共に、結果として再開発事業の持続性及び地域との共通価値の創造にも繋がり、ハード整備のみに頼らないソフトの充実による居心地のよい街づくりの事例として高く評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。

「高見三条街並み協定委員会」
高見三条の住宅地は再開発により良好な住環境が整備されたが、宅地分譲後は開発事業主の手を離れるため、居住者である住民自らの手で住環境を維持することが課題となっている。また、住民合意による建築協定・緑地協定に基づいて成り立っている住環境を維持するためには、共通の目標に向かって団結するコミュニティの形成も求められている。
そこで、
高見三条街並み協定委員会が発足され、20年間にわたって、「桜咲き 緑あふれる 高見三条の街並み継承」というコンセプトのもとで、各種協定の運営、共同管理、コミュニティ形成の活動を取り組んできた。
特に協定の自主運営及び環境美化とイベントを通じたコミュニティづくりにおいては、街並みウォッチングの定期開催、景観維持の市民活動、協定運営の連携体制づくり、街の美化と地域のコミュニティの形成活動などを継続的に実施され、高い持続性をもつ美しく快適な住環境づくりの事例として高く評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。

賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象
授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯

平成26年4月5日より施行

 

 

■2019年度 第6回九州まちづくり賞募集

日本都市計画学会九州支部
会員各位

九州支部事務局より、「2019年度 第6回九州まちづくり賞募集」のお知らせです。
詳細につきましては、添付ファイルをご確認ください。
ご興味のある会員の皆様は、奮ってご応募ください。
下記に募集要項の概要を転載してございます。

『2019年度 第6回九州まちづくり賞の募集』

公益社団法人日本都市計画学会九州支部では、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を対象に、九州まちづくり賞の候補を幅広く募集しています(自薦他薦を問いません)。

【賞の趣旨】
近年、地域の持続的まちづくりを目指した活動や試みが盛んに行われており、九州まちづくり賞は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業およびまちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものを対象としています。
都市計画制度・事業、都市デザイン、参画と協働、環境、景観、自然・みどり、異文化共生、都市再生、中心市街地活性化、都市農村交流、都市の安全・防災、まちづくり学習、交通・移送システム、居住・福祉、観光など、幅広い活動からのご応募をお待ちしております。

【応募・推薦の対象】
応募は、公益社団法人日本都市計画学会九州支部に所属する個人会員または賛助会員(応募時に会員申し込みも可とします)が直接関与したもの、もしくは推薦するもので、2017年1月1日から2019年12月31日までの成果または実績を対象とします。
※以前から継続されているまちづくり活動などで、この期間内に実施されているものも対象となります。

【応募方法】
■募集案内(PDF
■応募用紙(PDFWord
■規則・運営要項(PDF
■応募期間:2019年11月1日-11月30日(必着)
■提出先:
公益社団法人日本都市計画学会九州支部 事務局
〒802-8577 福岡県北九州市小倉南区北方4-2-1
北九州市立大学地域戦略研究所内(小林敏樹)
E-mail : cpij.kyushu@gmail.com
■提出方法:原則として電子メールで提出して下さい。添付資料は電子メール又は郵送でお願いします。提出資料は返却しません。
■応募に関する問い合わせ:E-mail : cpij.kyushu@gmail.com

【表彰】
2018年度公益社団法人日本都市計画学会九州支部総会にて表彰を行います。

 


 
■平成28年度 第3回九州まちづくり賞授与式
平成28年度 第3回「九州まちづくり賞」授与式

日時:平成29年4月8日(土) 13:45~14:00
会場:九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)
九州内から2件のご応募をいただき、次の1件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。

「アイランドシティ照葉の住まい・まちづくり」
本プロジェクトは、福岡市東区アイランドシティ香椎照葉地区における総合的な住宅地開発事業である。2007年からスタートし、以降、一貫して「都市軸の形成、戸建・集合住宅・官民境界の融合による住宅地形成」を目指しプロジェクトが進められている。
本プロジェクトの評価すべきことは、
1)都市公園と融合した住宅地計画による「人と緑・水と緑等様々なネットワーク形成」、
2)海への視線に配慮した住棟住戸構成、環境素材の導入による「常に景観・眺望に配慮した開発計画」、
3)建築協定・緑地協定の効果的運用による「計画を担保する仕組みの運用」、
4)自主的なセキュリティ活動と「ひとえん」による「安全・安心・住民参加のまちづくり」

の4つのコンセプトのもとに、ともすれば要素化・断片化されやすい空間、環境・自然、景観等の設計を総合的・統合的に調整し、かつそれを継続するための仕組みを、プロセス管理、制度、およびコミュニティ形成で担保していることである。
以上より本取り組みは、現代における住宅地形成について一つの先導的モデルを提供できていると評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。

賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象
授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯
平成26年4月5日より施行
 
■平成28年度 第3回九州まちづくり賞募集
九州支部事務局より、「平成28年度 第3回九州まちづくり賞募集」のお知らせです。
詳細につきましては、添付ファイルをご確認ください。 ご興味のある会員の皆様は、奮ってご応募ください。
下記に募集要項の概要を転載してございます。

『2016年度 第3回九州まちづくり賞の募集』
公益社団法人日本都市計画学会九州支部では、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を対象に、九州まちづくり賞の候補を幅広く募集しています(自薦他薦を問いません)。

【賞の趣旨】
近年、地域の持続的まちづくりを目指した活動や試みが盛んに行われており、九州まちづくり賞は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業およびまちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものを対象としています。

都市計画制度・事業、都市デザイン、参画と協働、環境、景観、自然・みどり、異文化共生、都市再生、中心市街地活性化、都市農村交流、都市の安全・防災、まちづくり学習、交通・移送システム、居住・福祉、観光など、幅広い活動からのご応募をお待ちしております。

【応募・推薦の対象】
応募は、公益社団法人日本都市計画学会九州支部に所属する個人会員または賛助会員(応募時に会員申し込みも可とします)が直接関与したもの、もしくは推薦するもので、2014年1月1日から2016年12月31日までの成果または実績を対象とします。
※以前から継続されているまちづくり活動などで、この期間内に実施されているものも対象となります。

【応募方法】
■募集案内(PDF
■応募用紙(PDFWord
■規則・運営要項(PDF
■応募期間:2016年10月10日-12月31日(必着)
■提出先:公益社団法人日本都市計画学会九州支部 事務局
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1
九州大学 大学院人間環境学研究院 都市・建築学部門内(箕浦)
E-mail : cpij-q@arch.kyushu-u.ac.jp
■提出方法:原則として電子メールで提出して下さい。添付資料は電子メール又は郵送でお願いします。
提出資料は返却しません。
■応募に関する問い合わせ:E-mail : zhao@arch.kyushu-u.ac.jp
【表彰】
2017年度公益社団法人日本都市計画学会九州支部総会にて表彰を行います。

 
■平成27年度 第2回九州まちづくり賞授与式
平成27年度 第2回「九州まちづくり賞」授与式

日時:平成28年4月2日(土) 13:45~14:00
会場:九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)
福岡県、大分県、熊本県、鹿児島県から合計7件のご応募をいただき、次の2件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。

「西鉄柳川駅周辺地区におけるまちづくりと市民参画の取り組み」
本取り組みは、柳川駅東口土地区画整理事業と併せて西口駅前広場の再整備、駅東西地区の自由通路、駅舎の橋上化を一体的に推進し、安全・安心で市民の居場所となり、水都柳川の玄関口にふさわしい駅前空間の再生を目的としたものである。
本取り組みは、
1)行政・事業者・専門家で構成される「デザイン会議」により、事業主体の異なる複数事業が総合的・横断的に調整され、事業の一貫性が確保されたこと、
2)計画段階から一貫してワークショップやシンポジウム
などで多様な市民参加を促すシステムを構築し、市民と専門家の協働による一貫した「柳川らしいデザイン」で諸施設が整備されたとともに、完成後の駅前広場の利活用を推進する仕組みをも創出できたこと、
3)以上を通じて市民のまちへの愛着と誇りが醸成され、新たな市民活動が発現しつつある。

したがって、本取り組みは良質な社会基盤の整備とともに、それをまちづくりにつなげることに成功したプロジェクトとして評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。

「五島列島・久賀島 重要文化的景観の持続に向けた官民協働のまちづくり」
平成19年に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が世界文化遺産暫定リストに登録され、その構成遺産が存する地域一帯を「重要文化的景観」として選定する必要性から、五島列島・久賀島全体が対象地域に指定された。今回の応募は、これを契機とした久賀島の景観まちづくりに関するものである。本件では第1に、島内の官民と景観まちづくりを専門とする大学の研究者が徹底した島民参加による意見交換・協議・調整を通して「久賀島景観まちづくり計画」を策定したことが挙げられる。さらにまちづくりの実績として、
1)島民生活に必要な基盤整備の充実、
2)島民自身が島の魅力を知り景観維持活動に参加、
3)島民の利益につながる観光の受入体制の整備、
4)観光基盤の充実、
5)島の景観を維持する島民活動の支援

の5点が挙げられ、景観のみならず島民の暮らしに目を向けたまちづくりであるという特徴がある。以上のように、本件は文化財の保存と地域経済活性化への活用を目指し、島民と行政、大学の協働連携により島をあげた取り組みの成果である点が大変優れていると評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。



賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象
授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯
平成26年4月5日より施行
 
■平成27年度 第2回九州まちづくり賞募集
30日までとしておりましたが、このたび、【12月31日(必着)】まで延長いたしました。
詳細につきましては、添付ファイルをご確認ください。
ご興味のある会員の皆様は、奮ってご応募ください。
下記に募集要項の概要を転載してございます。

『2015年度 第2回九州まちづくり賞の募集』
公益社団法人日本都市計画学会九州支部では、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を対象に、九州まちづくり賞の候補を幅広く募集しています(自薦他薦を問いません)。

【賞の趣旨】
近年、地域の持続的まちづくりを目指した活動や試みが盛んに行われており、九州まちづくり賞は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業およびまちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものを対象としています。
都市計画制度・事業、都市デザイン、参画と協働、環境、景観、自然・みどり、異文化共生、都市再生、中心市街地活性化、都市農村交流、都市の安全・防災、まちづくり学習、交通・移送システム、居住・福祉、観光など、幅広い活動からのご応募をお待ちしております。

【応募・推薦の対象】
応募は、公益社団法人日本都市計画学会九州支部に所属する個人会員または賛助会員(応募時に会員申し込みも可とします)が直接関与したもの、もしくは推薦するもので、2013年1月1日から2015年12月31日までの成果または実績を対象とします。
※以前から継続されているまちづくり活動などで、この期間内に実施されているものも対象となります。

【応募方法】
募集案内(PDFWord
■応募用紙(PDFWord
■規則・運営要項(PDF
応募期間:20151014-1231日(必着) 〆切延長
提出先:
公益社団法人日本都市計画学会九州支部 事務局
〒819-0395 福岡市西区元岡744
九州大学大学院工学研究院景観研究室内(永村)
E-mail : cpij-q@doc.kyushu-u.ac.jp
提出方法:原則として電子メールで提出して下さい。添付資料は電子メール又は郵送でお願いします。提出資料は返却しません。
応募に関する問い合わせ:E-mail : zhao@arch.kyushu-u.ac.jp

【表彰】
2016
年度公益社団法人日本都市計画学会九州支部総会にて表彰を行います。


 
■平成26年度 第1回九州まちづくり賞授与式

平成26年度 第1回「九州まちづくり賞」授与式

日時:平成27年4月4日(土) 13:45~14:00
会場:九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23)
福岡県、大分県、宮崎県から合計7件のご応募をいただき、次の3件に「九州まちづくり賞」を授賞されました。

「ホルトホール大分と大分いこいの道の一体的整備によるにぎわいの創出」
大分市中心部は南北に分断されており、それを解消するために鉄道の連続立体交差事業と駅周辺の区画整理事業が計画され、関連街路事業を加えて「大分駅周辺総合整備事業」が進められた。
駅南ゾーンは情報文化新都心と位置付けられ、事業の中心的な施設として多目的複合文化交流施設「ホルトホール大分」は平成25年7月に完成し、さらにシンボルロード事業として実施された「大分いこいの道」の北ブロックとともに市民に広く開放され、これまでに入館者数270万人に達するなど大きな効果を上げている。
本事業の対象空間の規模、ステークホルダーの多様さ、グランドデザインから諸施設の詳細設計までの精緻さ、そして長年にわたるプロジェクトの一貫性の確保等、事業の完成度は高く、大分市中心部の都市構造の一体化と活性化に大きな貢献をしたまちづくり事業として評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。

「集約型都市構造の実現に向けた土地利用誘導の実践」
都城市は、市町村合併で都市が形成されてきた。区域区分制度を導入したものの、市街化調整区域での人口減少や周辺の他都市計画区域との不公平感から、昭和63年に全国で初めて区域区分を廃止した。
しかしその結果、旧市街化区域縁辺部で市街化が進み、中心市街地での人口減少、郊外への大規模店舗の進出と空き店舗の増加などの問題が顕著になった。
こうした問題の解決のために、コンパクトなまちづくりと土地利用誘導のための政策を「土地利用誘導ガイドライン」として取りまとめた。この中で、特別用途地区を考案した。
このように、都城市では非線引き都市計画における独創性のある土地利用施策を実践しており、今後の地方都市の土地利用の在り方に示唆を与えるものとして評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。

「北九州におけるリノベーションスクールを通じたまちづくり事業」
本事業は、リノベーションスクールを駆動力とし、地域に増え続ける遊休ストックを活用することで地域の根本的な経営課題を解決し、豊かな生活と地域社会を持続的に築きあげることを目的としている。
スクールの受講生は8名ほどのユニットを組んで北九州市小倉魚町界隈を中心とした遊休不動産を対象に、周辺エリアの活性化も含めて再生事業を立案し、当該不動産のオーナーに向けて公開でプレゼンテーションを行う。
スクール後に名案件の提案をもとに事業実現化がすすめられる。この事業はまちづくり事業の実践を通して実効性の高いまちづくり事業の担い手を育成するとともに、産学官が一体となった実施体制が特徴である。
これまで提案41件のうち13件が事業化され、多くの新規創業・雇用を創出しているなど、実績の多いまちづくり事業として高く評価できる。このため、九州まちづくり賞に採択するものである。



賞の目的
この賞の目的は、まちづくりおよび都市計画の進歩・発展に著しい貢献をしたすぐれた成果または実績を表彰することにより、これをたたえ、九州支部地域の都市計画の発展を企図することにある。

授賞の対象
授賞の対象は、まちづくりに関する調査、計画、設計、事業および、まちづくりの活動の成果または実績などを通して、都市計画の進歩・発展に顕著な貢献をしたもの、または、すぐれた特色を有する画期的な成果または実績であると認められるもので、支部会員または賛助会員が直接関与したもの、もしくは推薦したものとする。

賞の創設経緯
平成26年4月5日より施行(今回が初めての表彰)

 

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