都市計画法50年・100年企画特別委員会+周年記念事業

Committee

都市計画法50 年・100年記念シンポジウム第1弾

パネルディスカッション「社会システムとしての都市計画と土地利用制度」 プレゼンテーションスライド公開

本会企画におきまして、多数の方に参画をいただき、ありがとうございました。当日のプレゼンテーション資料及び配布資料に全てを登載をいたすことができませんでした、基調講演・パネルディスカッション時プレゼンテーションスライドを公開いたします。 下記より閲覧をいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
基調講演① 「枕」部分
基調講演② 「線引き制度の再構築を抜きにした『ポストモダン都市論』は根無し草」
 水口俊典(芝浦工業大学 名誉教授)
パネルディスカッション「社会システムとしての都市計画と土地利用制度」
 コーディネーター  浅野純⼀郎(豊橋技術科学大学 教授)
 パネリスト     柳沢 厚(C-まち計画室)
           小浦 久子(神戸芸術工科大学 教授)
           鵤 心治(山口大学大学院創成科学研究科 教授)
          野澤千絵(東洋大学理工学部 教授)


2018年は新都市計画法制定50年に、また2019年は旧都市計画法制定100年にあたります。これを記念し、計3回のシンポジウムを開催します。
シンポジウム第1弾では、1968年新都市計画法の主要な役割の⼀つである無秩序なスプロールへの対策として、国際的にみても当時最先端の制度であった線引き制度に焦点を当て、制度設計時の考え方、導入後の効果と課題を振り返り、関西圏や地方都市における実態と課題について検証すると共に、近年の⽴地適正化計画までの流れと今後の課題について議論します。

テーマ
社会システムとしての都市計画と土地利用制度-線引き制度から立地適正化計画まで-

日時 2018年11月17日 15:30-17:30 (本会全国大会期間中)
会場 大阪大学吹田キャンパス 工学U3棟211
※参加事前申し込み不要

開会進行 内海麻利(駒沢大学法学部 教授)
挨拶 出口 敦(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)
趣旨説明 桑田 仁(芝浦工業大学建築学部 教授)
基調講演 水口俊典(芝浦工業大学 名誉教授)
 「線引き制度の再構築を抜きにした『ポストモダン都市論』は根無し草」
パネルディスカッション
「社会システムとしての都市計画と土地利用制度
-線引き制度から立地適正化計画まで-」
 コーディネーター 浅野純⼀郎(豊橋技術科学大学 教授)
 パネリスト1 柳沢 厚(C-まち計画室)
  「制度設計と自治体の運用から振り返る線引き制度」
 パネリスト2 小浦 久子(神戸芸術工科大学 教授)
  「関西の都市のかたちと都市計画制度から計画へ」
 パネリスト3 鵤 心治(山口大学大学院創成科学研究科 教授)
  「地方都市をケースとした線引き制度の変遷と課題」
 パネリスト4 野澤千絵(東洋大学理工学部 教授)
  「線引きの指定状況から見る立地適正化計画制度の可能性と限界」
 パネリスト、コーディネーターによるディスカッション
 パネルディスカッションまとめ(浅野純⼀郎)、企画全体まとめ(桑⽥仁)

※全国大会参加費(3日間共通 16日交流会と17日懇親会は別途)
・会 員 5,000円(論文発表者・司会者含む)・非会員 8,000円・学 生 1,000円 [当日受付にてお支払いください]


<予告:都市計画法50年・100年記念シンポジウム 第2弾・第3弾のおしらせ>
第2弾
都市計画の領域と新展開 -新たなフレームワークの構築に向けて-
【趣旨】
 これからの都市計画に求められるものが、日本の現行都市計画法により執行される都市計画の領域をはるかに越えていることは疑う余地もない。これは、都市計画法(第2条)の基本理念をより広く捉え、都市計画を新たな領域へと展開していくことへの期待であるとも言える。そして、この期待は、現に、従来の都市計画及び都市計画法と他の分野との融合・連携による新たな活動というかたちで表れてきている。そこで、「都市計画法50年・100年記念シンポジウム(第2弾)」では、これまでの都市計画の実態を踏まえて、都市計画が領域を広げ、充実させるいくつかの方向性について、その背景や過程を確認した上で、都市計画のフレームワークを議論し、他分野との融合及び今後の可能性を探る。
【日時】 2019年5月31日(金)12:30~15:10(総会同日)
【会場】 東京大学(弥生講堂)
【プログラム】
○話題提供とパネルディスカッション
・都市計画をとりまく幾つかの分野に踏み込み、都市計画との融合を試みる研究者や実務家から他分野からみた都市計画の可能性と課題を報告。
・コメンテーターを中心としたディスカッションとそのとりまとめにより、都市計画の可能性と新たなフレームワークを提示する。

第3弾
今後の都市計画法制度を展望する -なにを引き継ぎ、なにを新たに創り出していくか-
【趣旨】
 近代化以降、都市計画関連の社会システムが整えられ、それに基づきながら都市空間、人々の生活空間が形成されてきた。また人口減少・超高齢化がトレンドとはいえ、今後も都市空間の魅力向上・新たな都市空間創出の努力と、そのための社会システム改善を図り続ける必要がある。
 旧法制定から100年、都市計画によってどのような都市像が描かれ、実現されてきたか、あるいは実現されてこなかったのか。それを踏まえて今後の都市計画法制度に、なにを引き継ぎ、なにを新たに導入すべきか。社会システムとしての都市計画法制度とその現像である都市空間の関係を読み解き、背景や過程を踏まえて総括し、長期的な視点から今後の都市計画法制度を展望する。
【日時】 2019年11月(全国大会・学術研究論文発表会期間中)
【会場】 全国大会・学術研究論文発表会会場
【プログラム】
○話題提供とパネルディスカッション
・わが国の都市計画が創り上げてきたものを、都市空間と社会システムの二つの視点で整理し総括する。
・成果を踏まえて、なにを引継ぎ、なにを新たに創り出していくべきかを議論し、長期的な視野から今後の都市計画法制度のあるべき姿を展望する。

※ 上記は企画中のものであり、詳細は変更の可能性があります。