表彰委員会

委員長挨拶

表彰委員長就任あいさつ

表彰委員長　古澤達也

　このたび，渡邉浩司前委員長の後任として，表彰委員会委員長を仰せつかりました古澤達也です。どうぞよろしくお願いいたします。

　表彰委員会のミッションは，「日本都市計画学会賞」（年間優秀論文賞を除く）と「特別功労表彰」の受賞者の選考，名誉会員の選考・推挙です。

　「日本都市計画学会賞」は，都市計画に関し，顕著な貢献をしたと認められる研究及び業績，あるいはそれを成した者に対し授与されるものです。歴史は古く，１９６０年の第１回「石川賞」に始まり，現在は，「石川賞」及び「同奨励賞」，「論文賞」及び「同奨励賞」，「計画設計賞」及び「同奨励賞」，「年間優秀論文賞」からなります。表彰委員会では，「年間優秀論文賞」以外の受賞者を，会員からの推薦（自薦を含む）により応募されたものから選考し，理事会で決定します。

　また，「特別功労表彰」は２００１年の学会創設５０ 周年事業を契機として設けられました。都市計画の進歩・発展に寄与したと認められる者（個人）を対象とした「功績賞」と，都市計画に関する国際交流に貢献したと認められる者（個人）を対象とした「国際交流賞」からなり，理事・監事及び会長アドバイザリー会議メンバーからの推薦を受けて表彰委員会で選考し，理事会で決定します。

　学会賞は，前々任の吉川委員長の時代に，都市計画に関わる状況の変化に対応した要項類の改定が行われ，渡邉前委員長の時代には新たな要項類に基づく選考が実施されています。引き続き，実務から教育研究まで幅広くカバーする当学会の表彰制度にふさわしい運営を図って参りたいと考えております。

　本学会は都市計画に携わる学・産・官の幅広い関係者により運営されています。本学会の存在価値をこれからも堅持し，さらに高めるため，表彰委員会として学会賞の認知度を高める努力を続けてまいりたいと思います。ぜひ，会員の皆様方からの幅広い推薦や様々な情報を，引き続き表彰委員会にお寄せいただきますよう，心よりお願いする次第です。

　本会の表彰制度がこれまで諸先輩方が築き上げてこられた伝統を受け継ぎながら，さらに意義深いものへ発展するように，会員の皆様のご理解とご協力を賜りながら表彰委員会の滞りない運営に努めてまいる所存でございますので，何卒ご指導，ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。　

（2024年8月29日公開）