防災特別委員会
Committee
第4部会│公開シンポジウム(2025/5/10)
「被災後の低需要地の土地利用管理について考える」
発災から14年が経過した東日本大震災の被災地においては,半島辺縁部や原発被災地などにおいて,利用主体が不在で,住宅利用や産業利用が見込みにくい低需要の小規模空き地が発生し,外部不経済や自治体の負担が増えていることなどが課題として指摘されている。
本シンポジウムでは,東日本大震災後の事例から,行政と民間が連携して空き地に対してアプローチしている事例を扱い,管理・利用主体と,計画論に着目して,「だれがどのように低需要地を利用・管理する/しないか」について論じる。さらに海外事例からも示唆を得ることで,全国に広がる被災後の低需要地の土地利用について,さらには過疎化の進む令和6年能登半島地震の被災地の今後における低需要地の利用と管理について考えたい。
※シンポジウムのフライヤーは[ こちら ]からダウンロードいただけます。
開催日時
2025年 5月 10日(土) 13:30~16:30
開催方法
オンライン(Zoom・Live配信のみ)
※詳細は申込み頂いた方に別途お伝えします。
参加費
無料
定員
100名 ※要事前申込・先着順(定員となり次第、受付終了)
プログラム
【開会あいさつ】
姥浦道生(東北大学)
【主旨説明】
荒木笙子(岩手大学)
【話題提供】大規模災害後における低需要地の発生実態と管理,計画について
①東日本大震災の被災地における土地活用の取り組みについて
中西賢也(復興庁)
②津波被災地における空き地発生状況と管理:陸前高田市の事例
髙橋宏紀(陸前高田市)
③石巻市の移転元地の現状と課題
保原和成(石巻市)
④ハリケーン・サンディ後の沿岸部の空地と管理アプローチ-NY市の事例-
井内加奈子(東北大学)
【ディスカッション】今後の低需要地の土地利用管理について考える
コーディネーター:荒木笙子
パネリスト:中西賢也,髙橋宏紀,保原和成,井内加奈子,姥浦道生,三宅諭(三重大学)
【閉会あいさつ】加藤孝明(東京大学)
参加申し込み方法
[ Googleフォーム ] より【 5月9日 正午まで 】にお申込みください。
なお、定員に達した場合は、上記期日より前にお申込の受付を終了させていただく場合がございます。
Googleフォームからのお申込みが出来ない方は、下記問合せ先のメールアドレスへ、①氏名・ふりがな、②メールアドレス、③所属、④会員種別(正会員・学生会員・賛助会員・非会員)をご連絡ください。
<都市計画CPD認定プログラム>
本シンポジウムは、都市計画CPD認定プログラムです。受講確認は、Zoomのアカウント名(名前)で行います。Zoom入室いただく際に、名前をフルネームに変更いただきますよう、よろしくお願いいたします。①都市計画CPD単位付与を希望される方は、「会員番号」「氏名」「所属」を下記の問合せ先メールアドレスまでご連絡ください。②他団体のCPD登録のための受講証明書の発行を希望される方は、「氏名」「所属」を下記問合せ先メールアドレスまでご連絡ください。なお、他団体指定の様式がある場合は、必要事項を記入の上、下記問合せ先メールアドレスまでご連絡ください。
【問合せ先】
公益社団法人 日本都市計画学会 防災特別委員会
E-mailアドレス disaster-prevention@cpij.or.jp